ボジョレ・ヌーヴォー作柄状況＆Osakaya開店秘話��
10/11/07
|
Tripel Karmeliet
トリペル・カルメリートと
クワックを販売できることになりました
今年の夏に
ボスティール醸造所の方がOsakayaに見えて
彼らのこの二つのビールが店頭に無く
怒った様に帰っていかれましたが
代理店の菅原君がうまくやってくれて
念願の販売開始となりました
以前は濃厚ないかにもトリペルといった
まったりした味わいだったような…
今のカルメリートは
リンゴのようなフレッシュ感と
蜂蜜のような甘味があります
爽やかでスムースで僕は気に入ってます
クワックとクワックグラスも入荷しました
ぜひお試しください！
|
ボジョレ・ヌーヴォー解禁まであと約2週間を切りました。
Osakayaではご予約分は、10%Offで承ってます。
お求めになるならぜひご予約いただければと思います。
さて、フランス・ブルゴーニュ地方・ボジョレ地区から、
今年のヌーヴォーの作柄状況が届いてます（10月中旬に届いたものです）。
Nouveau 2010
Franck Cinquin（フランク・サンカン）からのレポート：
6月の多量の雨と7月の低温のために、ワインの開花は難しかったです。
そのため収穫量が少ないことが予想されました。
8月と9月は非常に暖かく、結果、葡萄はとても良く熟成しました。
葡萄の実は小さく、皮は非常に厚いです。全ての条件が良い品質を作りました。
2010は少なくとも2005と同じくらい良いでしょう。
非常に良い色で、レッドカラントやブラックカラントの香りです。
2009は突出していましたが、2010は2005と2009の間くらいになるでしょう。
ここ最近で最も良いビンテージのひとつとなるでしょう。
Jean Tete（ルイ・テット）からのコメント：
2010年の春は遅く、そのために収穫は9月中旬まで遅れました。
近年は8月下旬か9月初めに行われていました。
9月は晴天で暖かく、葡萄はとても熟し、健康でした。
とても良い品質です。
今年の瓶詰めは近々、発酵が終わってから行われます。
ワインはとても”新酒らしい”ノートで、フルーティで柔らかくなるでしょう。
ワインは飲みやすく、フレッシュでフルーティなものになるでしょう。
2009はより濃縮、熟成した、リッチなワインで、非常に熟成したフルーツのアロマがありました。
という感じです。
今年もとても良いヌーヴォーが届くと言ってますね（笑）
彼らの言ってる事が正しいかそうでないかを確かめるためにも、
1本飲まなければいけなくなってしまいました…
ご予約は解禁前日、11月17日水曜まで受け付けてます。
よろしくお願いします。
。。。。。。。。。。。。。。。
2005年6月2日にOsakaya開店することができましたが、
その開店秘話Part5です。
前回の秘話は
こちらをごらんください。
店舗の設計図も出来て、什器も決まりました。
後は職人さんが店舗を作ってくれて、
段取り通り什器の搬入をして、
商品を並べて売るだけです。
ところで、前のお店からアルバイトで手伝ってくれてた重ちんがまたOsakayaに戻ってくることになりまして、
開店一週間前から僕の補助にきてくれました。
お店の引渡しは開店三日前。
それまでに準備できることはしておきたい。
重ちんにはまずはレジの登録をお願いしました。
近くに事務所があって、そこでの仕事です。
全部の商品名、分類、バーコード等をパソコンに打ち込むのですが、
こういうコツコツ系の仕事は得意な男なので助かります。
僕の仕事は値札を書かなきゃいけないってのもありましたが、
やはりいろんな問題が起きて、西へ東へ走り回ってたような気がします。
そしてとうとう明日、お店引渡しです。
どこまで準備できてるかお店でやってみないことにはわかりません。
明日から頑張ろう！と、重ちんの方を見たらなんだか元気が無く…
「事務所の冷房にヤラれちゃいました…熱があるみたいです…」
う〜ん、なんとか開店の日までには治してもらわないと、明日は休んでしっかり治してください…
翌日は現場監督さんからお店を引き渡してもらって、それから一人で店作り始めたのでした。
まずは台車1台で事務所から倉庫からいろんな物を搬入しました。
それをセッティングしてる間にも商品が続々届きます。
もう、ぐっちゃぐちゃです。
商品並べるったって置けばいいってものではありません。
ワインをおすすめするのにそれがどこにあるかわからないのでは商売になりません。
あれをここに置いてみてはやり直してと、そんなことばかりしてたような…
翌日も重ちんは調子悪く休んでもらいました。
今日も一人でお店の準備。
とりあえずワインもビールも並べてみたのですが、どうもしっくりこない。
なので、ワインホルダーを目盛り1個づつ全部下げる…とここで書くのは簡単ですが、
ネジを両側外して、ずらして、ネジを両側嵌める。
これ全部やるって気が遠くなる…やりたくない…けどやるしかない。
本当にこれ一人でやる仕事ですか！？
と、思ったところで気が付いたのですが、アルバイト探すの忘れてた！
明後日に開店だというのに重ちんしかいない！
で、急遽事務所に戻って、インターネットで求人サイト探して、コンタクトを取って、
でもバイト決まるの、いつになるのだろう…
開店初日（この話は書かなくてもよいかと思ったのですがとりあえず）、
とにかく早く行って残りの準備や掃除をしなければと8時には着くように家を出ました。
地下鉄四谷三丁目の駅に来たらどうやら電車が止まってるらしい。
今日ぐらいタクシーで出勤しようとするがタクシーが来ない。
御苑までタクシーを求めて振り返りながら歩き、
新宿三丁目が近づいたらもうあきらめて小走りで新宿まで辿り着いたのでした。
人生でもそうあるかないかの大変な、疲れが最高に溜まってる日に歩いて出勤なんて…ついてない。
いろいろありましたが、無事開店することが出来ました。
今思い出しても開店の準備も大変でしたが、
ここだけの話し、開店してからの売上も大変でした（笑）
こんなマニアックな変なお店、最初から売れるわけがありません。
コツコツ頑張るしかないと、重ちんとコツコツコツコツコツコツ頑張りました。
あっ、そうそう。
開店してから数日過ぎて重ちんが相談に来ました。
「あのう、僕はいつぐらいに休みもらえますかねぇ？」
「あっ、気付いてた？う〜ん、多分、そろそろかな〜？」
完 （←大袈裟だ）
