ユーロ酒場ひとり旅日記(11) ちょいとスイスへ日帰り旅行
08/04/14
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これがユーレイルパス(10万円)
ユーロ圏内の鉄道は乗り放題ですが
国をまたがるような特急電車は予約が必要で
別途お金がかかります。
でもチケット買わないで済むのは
とにかく楽チンでした。
こういうのが無ければスイスに行こうって
考えなかったでしょう。
実際に乗った金額はいくらだったのだろう?
どれだけ得だったのか、損だったのか・・・
知りたい!
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10月8日(金)
ディジョンの朝、昨日は10時に寝たので6時に目が覚めてしまった。7時に突然物凄い雷雨。コーヒーと酒とタバコと昨日のブショネのワインで胃がむかむか。この旅初の胃薬。今日は思い切って片道2時間、スイスへ日帰り旅行だ!ローザンヌへ。しかしさすがスイス。とんでもなく高い所を走っている気がする。雲の中。ひたすら登る。車内でドイツ到着時以来の入国審査。何言ってるかサッパリ解んない。すると日本語訳の紙を出してきて「多くの現金を持ち込む人は申告すること」みたいなことが書いてあって・・・現金有り金15ユーロを出すが信じてくれない。大きな荷物は駅に預けてほとんど手ぶら。しかもローザンヌにsightseeingと言っても疑ってる。一体どういう所なの?
Oh!Lausanne . 顔が濃い〜。特に女性。フランス人なんかとは全く違うかつて見たことの無い顔の濃さ。海外旅行らしくなってきたぞ!だけどこの街、なぜか久しぶりに見る雰囲気。そうか、洋服や雑貨のショップに飲食店、映画館やゲーセンのようなお店が並んだ繁華街ってヨーロッパには意外に無いのかも。坂を登って高台の教会前へ。最高の見晴らし。しかしとにかく暑い。ランチはどこも高いなあ・・・と、よく見るとスイスフラン?一文無しだ。非常にピンチ。おいしそうな店探すというより店頭のVISAのマークを探す。手頃なレストランへ。肉を頼んだつもりだったんだけど来たのは香草を塗して揚げた白身の魚と山盛りポテト。熱々で旨いけど魚だけ食べて腹一杯。胃袋小さくなっちゃったかも。これが果たしていくらか分からないけど、なんだかスイスって物価高いような気がする。
レマン湖は海のようにデカく静か。天気も良く心までポカポカに。なんてのどかなんだろう。ローザンヌはオリンピックの街。せっかくだから博物館に入ってみる。Qちゃんの運動靴と里谷多英の板。堤義明の写真が立派に飾られてある。ビデオで東京五輪の映像とカール・ルイスの走りを見てたらまたホームシック発症し急に胸が苦しくなり外に出る。外はホントに気持ちいい。高地なのになぜ暑い?
ディジョンに戻って夜行までの2時間。夕ご飯はRabitに挑戦。兎?鶏肉と区別つかないなぁ。でもマスタード・クリームソースがおいしい。ビールはステラ。やっとフランス脱出できる!いえぃ!