店長の雑記帳。
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世界に向けて “いらっしゃいませ”

08/01/27

サンクトガーレン
神奈川県厚木市

Osakaya初入荷!

ゴールデン・エール
奥行き深いモルトの香りと見事なホップ感。

超限定インペリアル・チョコレート・スタウト
濃厚・肉厚・重量感あるがっちりスタウト。
旅に出て目的地に着いたらまず何をしますか?僕は酒屋を探します。温泉だったら食後風呂上りに地元の酒をチビチビやりながらゆっくりと休みたい。冷蔵庫に入ってる国産瓶ビールじゃちょっと味気ないかなという気がします。温泉の話しはどっちでもいいのですが、仕事柄各地のいろんな酒屋を見てみたいと思ってます。一旦酒屋の暖簾をくぐったらどんな酒を置いてるか、それをどのように売ろうとしているか、何か商売の参考にならないかチェックします。都心よりも田舎の方が人口が少ない訳で、その中で生き残る為にいろいろ頑張っている酒屋さんも多いです。そして伊豆だったら静岡のお酒は何を並べているか、山梨だったら清酒もですがどこの甲州ワインを置いてるか見るのが僕の旅の楽しみの一つであります。


 3年前、新しい酒売り店舗を作るのに先駆けて視察も兼ねヨーロッパを訪問しました。前の店舗(旧マイシティB2)の時からワインとベルギービールに力を入れてたもので、新しい店舗は当然それらをいかにパワーアップさせるかということが課題でした。日本の酒屋さんもいろんな人がいて面白いのですが、ヨーロッパの酒屋にも変な人が多く、愉快にお話ししながら勉強できたのではないかと思います。当然良い酒屋に出会えたら何か買って帰りたくなります。どうせ買うなら地元のワイン。フィレンツェならキャンティを、シチリアに行ったならシチリアのワインを買って帰ったものでした。対してつまらない酒屋は、グルッと見回して世界のワインをズラリと並べてあっても自国や地元のワインへの拘りをあまり感じない造りで、こういうお店に入ってもササッと見ただけで終わりです。


 ホテルに帰って考えました。これって凄い矛盾。僕のようなコテコテの日本人がヨーロッパのワインとベルギービールを新宿で売ってるなんて。外人さんからはどう写るのだろう。なんて僕は間抜けなんだ。日本人なら清酒を売らなきゃ。生酒もいい。日本が誇るカップ酒を世界に発信!しなければいけないのだろうか・・・。矛盾と葛藤に揺さぶられながら帰国したのでありますが、このことを友人に話すと「仕事だからしょうがないじゃん」の一言で片付けられてしまいました。しかしそういった想いは募るばかり。ならば日本のワインとビールの素晴らしさを観光で来た外国人の方に紹介することを僕はここに誓います。果たして矛盾と葛藤の呪縛から解き放たれることはできるでしょうか?

ベアードブルーイング(ベアードビール)
静岡県沼津市

無濾過で瓶の中で二次発酵を行う製法。
「バランス+複雑さ=個性」という公式から
独特のフレーバーを醸し出してます。

ライジングサン・ペールエール 帝国IPA 
アングリーボーイ・ブラウンエール 黒船ポーター他
木内酒造(常陸野ネストビール)
茨城県那珂町鴻巣

老舗の地酒蔵が造るクラフトビール。
独特の麦の香りが個性強いスタイルの中で調和する。
世界のコンテストで入賞も。

ホワイトエール ヴァイツェン ペールエール
アンバーエール スイートスタウト XH 他
北海道ワイン(おたるワイン)
北海道小樽市朝里川温泉

ヨーロッパ系の葡萄を北海道での栽培に成功。
生の葡萄の香りが特徴。
熱処理をしてない葡萄本来の旨み。

白:ナイヤガラ デラウエア ケルナー他
赤:セイベル ツバイゲルトレーベ他
中央葡萄酒(グレイスワイン)
山梨県勝沼町等々力

勝沼のグレイスから世界のGRACEへ。
繊細でソフトな甘味をもつ
勝沼を代表する品種甲州で世界的評価を得る。

白:グレイス甲州 グリド甲州他
赤:甲斐ノワール グレイス茅ヶ岳他